似て非なるもの 2
ハッピーマンデーと呼ぶのか、9月、10月と3連休が続いた。主に次男の野球で終わったわけだが、合間に山にも行って来た。下の写真は期待の一品だった。
山を出てきて、収穫無く、林道をとぼとぼ歩いていくと、このキノコ、「おお、神よ、私を未だお忘れではなかったのですか!」鼻を近づけると「松茸の香り!」「これは念願の松茸か?しかし、松はないなあ、雑木だ。うーん、菌が飛んで来たのかもしれぬ」周りに誰もいないことを確認し、そっと篭に入れた。
家に帰ってきて、図鑑を見る。「うーん、違うなあ。しかし、香りはよい。これはマツタケモドキかもしれぬ。ふむふむ」
翌日、博物館のキノコ鑑定会に行ってきた。ズラッとキノコが並んでいる。私のキノコは見あたらない。博士にお見せする。
「いいにおいなんですけれども」
「ああ、これね」
博士は私の手を取るように片隅に導いていく。
「毒キノコです!」「今年は良く出ているんです」
「いいにおいなんですけれども」
「そうですねえ、私も以前採ったことがあります。車の中に忘れていたら、とんでもない臭いが充満していました。ちょっと古くなるともう異常な臭さです」
「・・・・・・・・・・・」「ハイ」
名前はクサハツモドキという。厳しいですなあ。
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