ハッピー
真夜中3時にパジャマ姿で犬を散歩させる男を見た人はまず間違いなく「不審者!」と思うに違いない。しかし、例外もあるのだとご理解頂きたい。桜井雅浩は不審者ではございません。不眠者です。
老犬ハッピーのために私はコンパネ6枚を買い、犬小屋を作った。今現在使っているプラスチック製の小屋がそのままはいるようなものである。断熱材を巻き、高気密・高断熱である。ドアまでつけた。
「これで夜も寒くないだろう。夜鳴きもしない」と自信満々だったのだが、現実は甘くない。
「そうだ。昼間この豪邸に入り、快適な睡眠をむさぼっているから体内時計が狂い、夜目がさえるに違いない。昼間は太陽の下、ホルモンバランスを調整してやればいいんだ」と昨日気づき、昼間は小屋に入られないようにしておいた。
しかし、私は3時に散歩をした。誠実な努力は常に報われない。
ハッピーは私と16年を過ごしてきたのだ。何とか手段を考えてやるぞ。まあ、けど眠いですなあ。
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