阿修羅のごとく(ドラマじゃないよ)
まだ女子美で働いていた頃、正月を京都、奈良で過ごしたことがある。いつものようにザックを背負い、年末から年始の山辺の道を歩いた。奈良から桜井へというルートだったと思う。途中ユースホステルに泊まりながら進んだ。
覚えているのは、のどかな景色と降り注ぐ陽の光、そして緊張感を伴った冬の空気だ。長岳寺と大神神社、そして奈良に戻り興福寺の阿修羅像、薬師寺の東塔。その時買ってきた阿修羅像の写真は今も我が事務所に飾ってある。
阿修羅像。古代インド語では、アスラ(Asura)、つまり「生命(asu)を与える(ra)者」だという。仏教では釈迦の教えに触れた守護神だという。彼の怒りとも微笑みとも見える口元。憂愁を帯びた視線の先には何があるのだろうか。
さて、 。
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