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2007年12月

2007年12月 3日 (月)

アップアップダウンダウン

 11月30日はいつも忙しい。学習塾の方の決算提出期限である。また、今年は家人を連れて長岡の病院へ。加えて翌12月1日土曜日は柏崎小学校の音楽発表会PTAコーラス指揮。ドキドキ。学習塾では中3生の模擬試験。それを終わらせ、夕方からは次男の野球遠征。柏崎学童野球選抜チームSTARSは最終戦を熊谷で行うのだ。うむ。忙しかった。

練習時

 私:「指揮は見ないでください。絶対に見ないでください」
 お母さんA「サビのところで指揮が遅れる」
 お母さんB「端っこに立っているとピアノが聞こえないの。指揮が頼りなんだから」
 お母さんC「全くひどかった!正面なんだから見ないわけにいかないの!」

本番
 

 私「2拍子になったり、4拍子になったり、5回間違えた」
 お母さんA「良かったわ」
 お母さんB「すごく良かったわ」
 お母さんC「いつも阿部寛に似ていると思っていたの!」

 ウッハッハ、私は調子に乗ってしまった。

 しかし、野球遠征

 バスの中では調子悪し。ビールも一向に進まず。昨日までの睡眠3時間3日間が応えている。ホテルに入っても調子悪し。子どもの見回りを行いながらも、1時に就寝。5時に目が覚める。6時に子どもは起床、アップを行うのだ。当方はアップアップである。

 大会は厳しい試合を繰り返しながらも、決勝へ進出。敵は下級生を主体としたチームなのだがよくまとまっていて、外角をうまくコントロールする軟投派のピッチャーにタイミングが合わない。後半まで負けている。我が次男も守備では活躍するも打撃がパッとしない。

 5回裏、ランナー2,3塁で次男。右中間へのヒット。ライナー性のあたりが抜けていく。走者一掃、逆転の3塁打。3塁上でガッツポーズ。格好いいなあ。

 優勝。ベストナインに選ばれた。

 お父さんは帰りのバスで復活。飲み過ぎてしまった。今朝はまたまたダウン。 

 

 

 

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結果オーライではいけない

 柏崎にいなかった昨日、新潟日報の社説。

 要は電源立地地域対策交付金が特例として増額されたことに対し、当然のことだが、原発再開に結びつけるもので無きよう「くぎを刺す」という内容だ。また、設置者や国が交付金の特例増額ではなく、損害賠償として位置づけて支払うのが本来の姿だ、と主張している。

 私は、東電の賠償責任よりも国にその責任があることを再三再四書いてきた。だからこそ、立法による財政支援を国の責任所在確認、謝罪の証として求めてきたのだ。

 新潟日報の主張と少し異なるのだが、国に明確な筋の通ったものを求めている点では共通する。特例でごまかされてはならない。

 国は活断層の存在を見抜けなかったこと、その活断層の上に原子力発電所が存在してきたことについて先ず明確に認め、立地地域に対し、謝罪しなければならない。柏崎市はそれを求めなければならない。柏崎には国が見抜けなかった長年のリスクを、その累積として対価を求める権利がある。

 そして、それが為されて初めて、今後どのように原子力と向かい合うべきか国民的議論が行われるべきなのだ。

 今回の地震。原発炉本体に大きな損傷は無かったようだ。だからといって国は「止める」「冷やす」「閉じこめる」が守られたからだと胸を張ることなど出来ない。先進国と言われる日本が結果オーライで良いはずがない。

 原子力の在り方論議にしても、国、自治体の関係にしても、また財政措置のあり方にしても、「特例」、「結果オーライ」で済ませてはいけない。根本論議が必要だし、それを求めていくためのリーダーシップが必要なのだ。

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2007年12月 4日 (火)

2007年の師走

 寒くなってきた。雪もちらつき始めた。ついこの前まで夏だったのに。

 先日車の中で三男に聞いてみた。「季節は何が一番好き?」「夏!」「何で?」「鮎を捕りに行けるから」   うれしいねえ。

 次男。先週の音楽祭当日、おでこに大きな熱さまシートのようなものを張っている。あれでステージに上がるつもりだろうか、心配していたところ、前に担任をして頂いた先生が、「桜井さん、何であんな事になったのか知ってます?」「いいえ、」「今朝、学校へ向かって走っている途中、虹が出ていたんですって、それがきれいでね、見とれてバス停にゴーンって」「・・・・・・・」

 長男と。「12月にさあ、黒姫登ったの覚えているか?」「うん、覚えてるよ。凍ってて、スゲぇ怖かったときでしょ」「うん、そうそう」 3年前のことであった。

 寒くなって急逝されるかたも多い。すべてのお葬式に出られるわけではないがお世話になった方の名前が並ぶ。弔辞や喪主のご挨拶に無念がにじむ。

 時の経過は当たり前のことだがいろいろなものを含んでいる。

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2007年12月 5日 (水)

あっという間に最下位

 各紙、経済協力開発機構(OECD)の国際学力到達度調査を1面トップで伝えている。

日本
 数学的応用力10位
 読解力15位
 科学的応用力6位
 理科学習への関心度・意欲 57カ国中 最下位

 以前柏崎で開かれた教育関係者の会合で、さる校長がおっしゃった。

 「OECDの結果は現行の学習指導要領が施行される前のカリキュラムで教育を受けた子どもたちのものである。だから『ゆとり教育』の弊害ではない」

 しかし、今回のデータに関して言えば、対象の生徒が小学校6年生の時に現行学習指導要領が施行されている。

 OECDのデータに関しては私も過去何回も書いていると思う。

 基本的に日本は資源がない。唯一は人的資源である。この人的資源に投資せずして何に投資するのだろうか。そして、「生きる力」などを学校などでは教えられないのだ。学校では基礎学力充実と実社会に出る前の人間関係、集団生活構築の練習、そして体力の育成を行うべき所だと私は確信している。学ぶ領域を減らすなど国家犯罪である。

 ハッピーマンデーだ、週40時間労働だ、などと風潮は著しいが、日本の基本は、学ぶこと、働くこと。そう思う。

 柏崎だって同様。特別交付税の交付が決まったようだ。ありがたいにはありがたいが、これとて私から見れば当然のことにちかい。柏崎が知恵を出し、汗水流して勝ち取った金ではない。

 柏崎の財政力はあっという間に新潟県最下位に落ちた。地震の結果ではない。地震以前のデータ(平成17年度決算)がそれを示していることは先日書いた。

 言い訳を考えている内にまた落ちてしまう。

 質実。

  

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2007年12月 6日 (木)

二転三転

 新潟日報の1面トップは柏崎刈羽原発近くの活断層。朝日も1面で「活断層を過小評価」と伝えている。

 それぞれ2003年、東電は当時の新たな知見を入れ「活断層」と評価し、国にも報告していたが、国から公表の指示も出ず、結果して明らかにされなかったという内容だ。

 繰り返し書いているが、根本論議を避けて通れない。地盤も地震による揺れも「想定」を超えている。

 私は未だ原子力は欠かすことの出来ないエネルギーだという認識は変えていないが、同時に、日本で、柏崎刈羽で、となると本当に根本論議をしなければならないと強く信じている。

 女川、志賀、柏崎刈羽、と「想定」を超えた揺れを観測しているのは既に3原発となった。原子炉被害が軽微なものであったとしても、今回柏崎刈羽で初めて地震被害が原発構内で生じたのだ。

 改めて書くが国の責任は重い。柏崎市の姿勢が問われる。

 その柏崎市。また「二転三転」を行ったらしい。3年前の中越地震で危険となった市所有の構築物。付近の住民の声に押され補強工事を行った。ところが今回の柏崎沖地震でそれが崩れ、住民数世帯家屋などに覆い被さった。倉庫など全壊。市は当初議会でも補強工事の不備を認める発言を行い、補償の意向を示していた。けれども、過日「通知」がなされ、補償義務はない、と言う内容。新潟日報地域版が伝えている。

 入札制度、ゴミ有料化、リサイクルセンター、・・・・。まだ何かあったなあ、と「二転三転」が多い。

 公が何よりも大切にしなければならないのは、信頼である。

 

 

 

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違い

 腹の底から笑いたいなあ、と思っている。何れの方向にせよパッとしないのだ。

 そんなことを感じていたら、昨夜テレビで誰かが同じようなことを言ってた。元気を感じる何か。残念ながら今の柏崎には無い。

 インターネットを見ていると、島根県海士町が目にとまった。町長山内道雄氏。民主党公認のこむろ寿明さんのHPにインタビューがある。転載させて頂いた。

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 島根県海士町山内道雄町長

 -ユニークな町長さんとして注目ですが・・・。
 昭和45年に郵便局から電電公社(現NTT)にかわり、その時の委員長が今井勇さん、全逓の湯浅英市さんとは同年代で、一緒に労働学校に行った。全電通30年誌に委員長として、「組合運動も首長も尽きるところ、向かうところは一緒」と書きました。
 おふくろが倒れて52才の時に帰郷し自宅介護をしていましたが、第3セクターに関わり、アマンボウ(海中船)を走らせホテルをやった。その時、議会との軋轢があり、町議会に出て、2期目の議長の時に町長選挙。助役との選挙で、応援してくれたのは上田さんという町議だけでしたが勝ちました。世の中が厳しくなっていたからなれた。
 かっての市町村はどこも金太郎飴。東出雲の海士も変わらない計画を作っていた。「知恵も汗も流さなければ」ということをわからせるのが首長。今、海士の職員が燃えているのは、それだけ上に対してもがいていた。私は、育てたと言うより火をつけただけ。


-単独町制を選択するに至る苦労をお聞かせ下さい。
 結果から言えば、単独町制を選択した判断に誤りはなかった。
 合併協議会で議論し、その間14地区で3回座談会をし、シミュレーションをもって回った。尽きるところ、3つの島は、それぞれ小さいながら特色のある完結型の島で「合併のメリットが生かされない」「最終的にこの道しかない」という苦渋の選択をした。
 住民わずか2,500人で住民投票はしていませんが、アンケートでは、「合併したほうが良い」というのは少なく、職員も「自分たちの島は自分たちで守る」という意思が強く、私もその考えでした。今、合併された首長さんと話をすると、意識の醸成とかで相当苦労しておられると感じます。
 私は、平成16、17年度にかける。18年度をクリアできれば、19年度につなげられる。合併で意識とか一体感醸成に時間をかけるよりも、今のそこにある産業起こしにかける方がむしろベターではないか。早くそれに取り掛からなければならない。
 6月に選挙が終わったあとの14地区の住民座談会では、拍手で「がんばれよ」という激励もあって、住民の一体感もできた。例えば、バスの75歳以上の運賃半額も白紙。ゲートボール協会の補助金も、自ら「そんな時代じゃない」ということを言っていただきなくした。逆に、いろんな面で「協力できることはないか」と言ってもらっています。
 17年度決算は、10数年ぶりに基金を崩さずにクリア。県下の町村では他にはない。それには、職員の協力があった。16年10月組合から自主的に申し出があり賃金カットをした。決して高いとは思っていないが、地元のローカル賃金と比べると高いところがあり、民間の厳しい目があった。今は、何も言われないし、見る目が変わった。先日も「役場ががんばるんだから、民間もがんばらなければ」というハガキが届いた。
 3役は、22年まで30%カット。職員はもう1年契約で、例え何%でも回復する。12月のボーナスでは少し色をつけると座談会では言っています。

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 政治家ですね。

 

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2007年12月 7日 (金)

見えない

 広報かしわざきに平成20年度採用の市職員募集が掲載されていた。一般事務4人、土木技師2人。それぞれ、「若干名」採用が長く続いてた頃を考えると、非常に多い、という感想を持つ。

 いわゆる団塊の世代の退職者が多いことも承知している。地震対応で、仕事量が増えていることも想像できる。けれども、本当に、行政の在り方、公が為すべき領域を精査しての事だったのだろうか。

 非常勤の臨時職員の数も増している。会社、企業を経営しているものならば、固定費の中で何といっても人件費、というのは常識だ。柏崎市の経常収支比率は高止まりをしている。先に書いたように、ワーストである。

 見せかけのことが続いている。「心意気」、「矜持」が見えない。

 新潟県はこのたびの活断層問題で、即座に活断層の専門家を招き、県独自の再評価を行うことを表明した。

 柏崎市は一体何をしようとしているのだ。もう、書くことも嫌になるほどだが、だからこそ、国には執行権を持つ「原子力規制委員会」が必要なのだ。それをなぜ地震後強く、しつこく言ってこなかったのだ。柏崎が言うべき事だったのに。原発反対派は、東電や国にばかり文句を言わないで、柏崎市長の、その姿勢を厳しく正すべきなのだ。以前のように。

 

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2007年12月 9日 (日)

教育に期待する

 今朝の新聞は1面に教育関係の記事が目立つ。朝日は、杉並区立和田中学校内で大手塾SAPIXが教室を開くというもの。また、讀賣は「考える子育てる教師力」という見出しの隣に同じく杉並区立第七小学校の写真が掲載されている。それぞれ、先日書いたOECDの調査結果に関連しての記事であろう。

 我が塾にお越しになるお母さんたちの誤解で一番多いのは「5教科で、400点取れたから柏崎高校大丈夫でしょうか?」というたぐいの質問だ。また、学校によっては、得られた合計得点の折れ線グラフをわざわざ成績表に張っている所もある。ナンセンスである。

 平均点が80点の試験を教師が作れば、合計400点はあくまでもその分母の中で平均と言うことである。平均点が40点の試験を作れば、合計300点であっても、その生徒は頑張った、優秀だと言うことになる。

 つまり、偏差値である。平均点からの離れ具合を見ながら、今回自分は頑張った、ちょっとサボったな、このくらいだったら、上位1割に入っているな、とか分析できるのである。

 私は受験戦争をあおるつもりなど全くない。しかし、本当の力を子どもたちにおしえてあげること、そしてそれに基づいた指導が必要だと言っているだけである。

 実際に、合計得点の折れ線グラフを見せてくれたお母さんは、「ほら、ずうっと落ち続けているでしょう」と心配顔だったのだが、偏差値になおしてみれば、上がっているときもあれば、下がっているときもあるという、極めて健康的なグラフであった。

 私は学校の教育力に期待したい。学校の教員に期待したい。けれども、教員は今まで以上に研鑽を積んで頂きたい。見せかけの、余り意味のないものを、何も考えずに提示するという行為などやめて頂きたい。また、教師自身の学力を含め、大いにその教育力を向上させ、人の痛みを理解しようとする教員にはいくらお金を払ってでも惜しくない。私は本当にそう思う。

 教育においても質実である。柏崎ではまだ見せかけだけのことが多い。

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日曜日の夜

 最近、夏から秋の我が収穫物のお返しが多いぞ。鮎やナメコがワインやソーセージ、コーヒー、柿、Tシャツとなって帰ってくる。うむ、何やら効率が良い。恐縮するふりをしているが、我が輩は実は喜んでおる。

 ただ、我が輩が一番嬉しいのは皆様とお話しできることなのですよ。友人、心を交わす仲で、率直な話が出来ることなんだなあ。そのために我が輩は今、海・山・川に足を運ぶのだよ。それだけなんだなあ、出来ることは。

 日曜日の夜、今日は補習講座。生徒もどこか和やか。

 「先生、そういえば福山雅治に似てる」「うん、話し方もね」「えっ、阿部寛に似ている」「あっ、そういえば、似てる、似てる!」

 「バカもん!福山、阿部がオレに似ているんだ」
 

 「やっぱり、駄目だ!すぐにつけあがるから。放っておこうよ」

 と言うことで、日曜日の夜は終わりました。

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2007年12月10日 (月)

御礼

 以下、キノコのお返しに資料をお届け頂いた方への返信である。

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 A 大兄

 いつもありがとうございます。

 東電に思うことは、というより、今必要なことはある種「潔さ」だと思うのです。

 大きな会社であるが故に、公益企業であるが故に、「機能しないほどゆるんでいる」もしくは「計算し尽くし、したたか」のどちらかです。

 私は東京電力という会社に対し、親愛の情を持っています。それは、育ちの良さ故の社風に引き寄せられるのです。
 
 ただ、大切な情報を幹部と共有できない、また大切だという認識を持ち得ないようなセンスの無さが蔓延していたとするならば全く個人的に残念なことです。

 私が以前副議長をさせて頂いていたとき、東電に新年あいさつに伺いました。

 市長以下並ぶ柏崎側。東電社長は他の人のあいさつの時寝ていました。少なくとも寝ていたように見えました。事実、隣に座る副社長はそれを横目に、気まずそうな顔を見せていました。私はあの時、最後に発言を求め、こう申し上げました。

 「社長、柏崎は東京電力を信頼しています。東電がもし柏崎を見捨てるようなことがあったならば私は絶対に許しません」

 発言したものの、社長の目をつむったときの姿を思い出しながら、プルサーマルはできないな、と思ったのです。それは、もとより私が反対に動こうと言うことではなく。

 結果はご存じの通りです。
 
 文字通り、潔さ。「水で清めなければなりません」 水に流してはいけません。

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 加えるならば、水に流してはウンの尽きです。

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2007年12月11日 (火)

目覚めよ

 今朝から新潟日報で柏崎刈羽原発の建設当時からを振り返る連載が始まった。原子力を認める、認めない、推進、反対、容認、立場を問わず客観的な記述をお願いしたい。原発をある種根本から考え直すべきという私の主張と重なる。期待している。

 私は原子力発電は未だ必要とされているのだろうと考えている。日本にも柏崎にも。ただ、地盤問題も含め、国が地元自治体に対し、「見得を切ってきた」ことへの検証も反省もなく、「従来通り」進む事への反感、嫌悪、そして、それは間違っている、柏崎にとって決して、日本にとっても決してためにならない、という強い確信があるのだ。本当に必要としているならば本当に必要であると言うことを態度で示して頂きたい。柏崎は大切なんだ、原発は大切なんだと言うことを明らかにして頂きたいのだ。それはお金であったり、法整備であったり、規制機関の再構築であったり。

 柏崎は何よりも大きな声をあげなければならないのだ、と主張している。

 今回の地震で直接亡くなられた方の内、3名は私の近所の、小さな頃からよく知った方々である。私は消防団員としてその3名のご遺体を家屋の中から運び出したり、また発見したりした。多くのご家庭が仮設住宅で年を越される。柏崎は大きな犠牲を払っている。そして、原子力という国策、大きな責任を担っている。だからこそ、と私は書き続けている。時間だけが過ぎていくように思われる。

 先般も少し書いたが、私の子ども時代の遊び場。旧公会堂、今の喬柏園。地震で崩れ、ご近所の家屋や倉庫に被害を与えた。

 私は平成6年、第三次長期発展計画を立案している最中、公会堂(喬柏園)の再整備について質問している。その当時の市長選(11年前)でも候補者にその再整備について話して頂いたはずだ。現体制になって柏崎日報に駅前の赤レンガ棟保存運動とともに登録文化財云々という記事が掲載されたことを覚えている。

 公会堂も赤レンガも無くなった。文字通り無くなった。

 私は今から2年前にブログで書いている

 そして、大切な公会堂の庭はそれに一番親しんできた者たちの家屋や大切な倉庫を壊すことになってしまった。

 「無くなる」と言うことがいかに短い時間で起きうるかと言うことに多くの方々に気付いて頂きたい。

 

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2007年12月12日 (水)

親子

 小学6年生の次男のところにクラスの女子から手紙が届いた。卒業を前に「カード書いて」という内容だったらしい。

 郵便受けの中にに入っているのを私が見つけ、女房に「おい、これ机の上にでも置いといてやれよ、そっとさ」と言ったのだが、女房は次男に「何これ?誰これ?」と尋ねたらしい。全くデリカシーにかける。

 次男「ああ、○○だよ。この前学校の机の中に入っていた」
 女房「何でそのままにしたの?かわいそうじゃない」
 次男「面倒くさかった」
 女房「それでわざわざ自宅まで届けてくれたんだ。かわいいの?その子」
 次男「まあまあかな」
 女房{やるねー」
 次男「別に」

 その後書き込まれたカードが机の上に置かれていたのをまた女房が見てきた。

 好きな食べ物は? 肉
  嫌いな食べ物は? 野菜
 好きな人はいますか? 空欄
 好きな音楽は? なし
 好きな本は? なし
 

 ずうっと「なし」が続く。全く素っ気ない。親から見ればへそ曲がり、あまのじゃく。ところがこういうヤツに限って運動神経良いわけよ。野球も柏崎選抜。アイスホッケーも新潟県選抜。陸上も優勝。全く。そういえば私が小学生の頃好きだった女の子は今もきれいで、今も魅力的なんだよなあ。けどまあ、45歳ですから。

 好きな食べ物は?鮎の塩焼き、タラコ(よく焼き)で食べるコシヒカリ、岩ガキ
 嫌いな食べ物は?らっきょう
 好きな人はいますか? 空欄
 好きな音楽は?小椋桂の愛燦々、キースジャレットのケルンコンサート
 好きな本は? 池波正太郎

 こっちのほうがどう考えたってもてるだろう。

  
 

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今年の漢字 3年前からの漢字

 恥ずかしいのは今朝書いたブログだが、もっと恥ずかしいのは、「今年の漢字」が「偽」になったこと。私は昨年から書いているぞ。

 羊頭狗肉の時代(2006年2月14日)

 偽装、ウソつき、いい加減にして!(2006年8月29日) 

 従来的なものへの惜別と訣別 2(2007年2月21日)     

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2007年12月13日 (木)

よく考えたい 踏みとどまって頂きたい

 新潟日報は原発を巡る現金のやりとりを書いている。生々しい。不愉快に思われる方も多いのだと思うが、一人の問題、一部の問題としないで、よく考えたい。

 真面目に取り組んでいる人間が、所属する団体を辞めようとしている。真面目に取り組もうとするが故に辞めざるを得ないと言うのも本当に残念な話である。けれども、嫌にならずもう一度頑張ってもらいたい、と言う気持ちが強くある。

 本日付讀賣新聞新潟版の大誤報。平山前知事が新潟国際情報大学の新学長に、と言う記事なのだが、「現在の泉田知事に選挙で敗れた後は、・・・」と紹介されている。私には、大誤報そのものも問題だが、そういうイメージで見られている事の方が大きな問題だと思う。そして、平山氏にはどうせだったら柏崎にある大学の建て直しに尽力して頂きたかった、と率直に思う。

 私は、このごろどうにもお調子者が多いように思えてならない。政府の施策も柏崎の施策も。つまり、福祉灯油であったり、ゴミ有料化の先送りや唐突な復興住宅の建設位置発表であったり、市民会館の建設位置変更であったり。財源裏付けはあるのだろうか。今までの議論はいったい何だったのだろうか。

 よく考えたい。よく考えて頂きたい。思慮ある、見識ある議論を求めたい。

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2007年12月14日 (金)

クロス・ダブル・復興

 国が柏崎刈羽原発の周辺海域の地層調査を始めるという。当然のことである。経済産業省原子力・安全保安院は、2003年、東電が行った地層再評価の結果、活断層が存在するという報告を公表指示しなかった、また保安院そのものも公表しなかった、という大きな瑕疵がある。

 今回の国の調査に「クロスチェック」という言葉が使われている(朝日新聞)が、原発関係で言えば、原子力安全・保安院と原子力安全委員会の「ダブルチェック」という言葉も使われてきた。

 クロスやダブルで見逃してきたものは何か。しっかり検証しつつ、新たなシステムを、規制体制を構築しなければならない、それが柏崎の役割だ。

 復興と言う言葉が盛んに使われる。しかし、本当に「興して」いるだろうか。「興」とは「台をかつぎあげる」という意味である。

 クロス、ダブル、復興、言葉で終わっていないだろうか。復旧でとどまっている。「従来から」抜け出よ!重い台を担ぎ上げる気概を見せよ。

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2007年12月17日 (月)

なるほど

 世の中、なるほど、と思う場面もいくつかある。

 次男が幼稚園年中組の時の音楽発表会。台の上で一人泣き叫び、全然演奏しない、音楽に合わせて踊らない。親は産業文化会館の観客席で凍り付いた。昨日、女房からその時の理由を初めて聞いた。

「服装が気に入らなかった。女の子みたいなので。」
「じゃあ、どんなのが良かったの?」
「お兄ちゃんのときみたいの」

 言い訳とも取れるのだが、彼の性格を考えるならば、なるほど、と頷いた。彼の行動はあまのじゃくで、気まぐれにも見えるのだが、彼なりの理屈が常にある。

 風呂で、長男と次男のことを話す。長男はよく見ている。良く分析している。我が子ながら、なるほどコイツもやるわい、と思った。

 昨日、小雪舞い散る中、ダ メで元々、と思いながら最後の収穫を求め山に入った。この秋、というか、冬一番の収穫だった。またまた天然ナメコは10キロを軽く超えていた。こんなのが、3本あったのだ。なるほど、あきらめるものではない。遠くから見ると寒風、グレーの世界での黄金色は正に「おおっ!」と叫んでしまう。ただ、自然を考えると、遅いよね、サイクルが乱れている。

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 そしてお裾分けした方から頂いたメール。

 「野の幸ありがとう」

 なるほど、「野の幸」ねえ、美しいことばだなあ。

 山の中でキノコを見つけるこつ。

 一歩前に踏み出すこと。その一歩で見える視界が全然異なり、黄金を発見できるか否かが決まる。ただ、その一歩が難しいんだよね。

 なるほど、でしょ。

 

 

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2007年12月18日 (火)

情熱、情熱

 逆立ちして考えてみたのだが分からなかった。駅前の再開発。日石跡地の市民会館、復興住宅と称するところの桑山木材所有地。財源と手法。民間資金の活用?PFI?はたまた国が出してくれるの?ふーん。いずれにせよ変な取り引きは止めた方がいい。財源も手法も詳細に聞かず、ただ耳目を集めるような質問は提灯持ちである。

 私は以前議会特別委員会で私案として、日石跡地は、高齢者向けのシルバーハウジング(二世帯住宅を含む)、医療福祉機関、市役所を含む公共建造物、商業施設、と書いた。医療に関しては東京電力の力をお借りしたいと考えていた。また、日石が持つ土地であるからその力をデベロッパーとしてお貸し頂きたとい考えていた。西川跡地もゾーニングの中に含まれていた。

 地震被害に遭われた方々はたくさんおられる。昨夜もその切実を伺った。仮設住宅で過ごす日々は不安ばかりだとおっしゃる。また、展望が欲しいとおっしゃる。

 重ねて書いているが、目の前のことも大事、そしてまた大事なことは遠くを見ること。柏崎市の財政は重大な危機に直面しつつあるのではないか。どうにも腰を据えた財政論議が聞こえてこない。もちろん、国の姿勢が見えない、という弁解はあるのだろうけれども、それ以上に柏崎市の姿勢が定まっていない、根拠のない論議をしているのではないか。財源にしても原子力法規制にしても、この際国を何が何でも動かしてやろう、という情熱が感じられない。

 土台が大切。行政にとって土台とは財政。政治にとっての土台は、展望する力への信頼では無かろうか。そして、情熱、情熱。 

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聖地の誇り

 今朝の讀賣編集手帳。ブッシュに柏崎が重なった。

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 ブッシュ大統領がニューヨーク市のヤンキー・スタジアムで始球式をしたのは2001年の10月である。本番の前、ヤンキースの花形遊撃手デレク・ジーターが大統領に尋ねた。「正規のプレートから投げますか」◆それともマウンドを降り、捕手に近い場所から投げますか、と。同時テロ直後のことで、防弾チョッキを着用していては思うように投げられそうもない。マウンドを降りて投げよう、と大統領は答えた◆ジーターは言ったという。「ブーイングされますよ。プレートから投げるべきです」。ボブ・ウッドワード氏の「ブッシュの戦争」(日本経済新聞社)に見える挿話である◆素人にも甘えは許さない。グラウンドという聖地に立つ選手の誇りだろう。たゆまぬ鍛錬で理想の身体に至る道のりを、薬物の力で縮める。思えば薬物使用も、距離を縮めるための甘えにほかなるまい◆薬物使用の実態を調べた報告書に、米球界が揺れている。汚染されたとして実名を公表された86人には、ロジャー・クレメンス投手、ミゲル・テハダ内野手などの超一流のスター選手も含まれていた。ファンは信じたくないだろう◆正規の距離を投げる大統領にジーターは言ったという。「ワンバウンドもブーイングですよ」。正々堂々、技術はあくまで高く――聖地の誇りを取り戻すしかない。

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2007年12月19日 (水)

華が欲しい、地道にいきたい

 今朝のものも含め最近、新潟日報地域版に柏崎の名が見えない。地震復興関係は掲載されるが、後が続かない。

 また、期待していた原発に関連する1面の連載は終わってしまった。何やら尻すぼみ、という感じであった。

 地震でしょうがないではないか、と言う論議もあるが、何せ華がない。

 秋田県関係者がにっこり頬をゆるめそうなのが朝日29面の記事「学力日本一秋田の秘密」

 学力世界一のフィンランドに並んで?秋田県は全国学力調査で全教科日本一だった。その「秘密」を分析する記事だ。

 私がなるほど、と思ったのは紹介されていた小学校教員採用試験の倍率。2007年度が27.7倍、2008年度が36.9倍。団塊の世代が秋田県には少なく、大量補充の必要がないため、都会と違い、ケタ違いで難関になる、と言う内容だ。

 ちなみに新潟県は2006年度4.3倍、2007年度が3.4倍。山形県は12.3倍、18.9倍、長野県は5.0倍、4.3倍、福島県は10.0倍、14.7倍、富山県は6.9倍、5.0倍であった。もちろん教員採用試験が難しければ、教育水準が高いというのは短絡ではある。

 私は日本と柏崎を同じベクトルで考えている。意欲ある、人の痛みが分かる教員にお金をかけるべきである。人材で生き延びるしかない。朝日に紹介されていた、秋田県出身佐々木毅氏や明石康氏の言葉。特に明石氏。「舞い上がらず、地道に着実にやってほしい」 その通り。

 そして、華も「地道」も必要である。

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2007年12月20日 (木)

ギリシャ→アメリカ→イギリス

 テレビを見ていて、行きたい外国の話となった。私は「ギリシャもまた行きたいなあ」と言う。新婚旅行で行ったのだ。リュックを担いで、ホテルの予約もせず。深夜に着いたアテネで、タクシーに乗り込み、とにかくダウンタウンへ向かった。2人でタクシーを降り、まあ、一応しっかりしたホテルらしきところで私は交渉に入ったのだ。もちろん値引き交渉だ。

 私は初めての海外旅行がネパールであったわけで、それ以来値引き交渉というのは当たり前のこととして身に染みついていた。今考えると、新婚旅行でホテルの値引き交渉をする新郎というのは「しっかりした、頼もしい男」と捉えられたのだと確信している。昨夜、私の言葉に対する女房の反応は無かった。

 「そういえば、ヨーロッパに行きたいって言ってたよ」、と女房が長男の言葉を示してごまかす。街並みのことを言っていて、ニューヨークや東京はただガラスのような建物が並んでいるみたいで面白くない、と言うのがその理由だと言う。

 私は女房の無反応に気分を害しながらも、長男の言葉に感心する。なるほど、彼はアメリカ人脈の私に対する反発も若干あるのだろうけれども、それでも一応ヨーロッパの位置づけを間違っていない。

 今朝の讀賣、藤原正彦氏の「時代の証言者」

 アメリカ留学とイギリス留学の違いを書いていらっしゃる。強調されていたのは教養。教養はバランス感覚とユーモア、気概に結びつく、と私は読んだ。そして、イギリスのインテリは「普段は国をリードするが、戦争など大事の際は前線で真っ先に命を捨てる覚悟がある。『ノブレス・オブリージュ(高貴な義務)』です。」

 名誉や矜持といったものにもつながるのではないか。

 私は明日から紅茶党になる。世の来訪者たちよ、紅茶ですぞ、紅茶。

 

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2007年12月21日 (金)

自治体の危機・企業の危機 その対処

 愕然とする。市議会総務委員会で、実質公債費比率の適正化が2019年度と報告された。2013年度には、28.0%まで上昇するという。

 私が言うのは、その比率もさることながら当局担当者の発言の方だ。

 「実質公債費比率の数字だけを見て『切羽詰まった状況』ということにはならないとの見方を示した」(柏崎日報)

 私には事務当局者としての難儀が想像できる。また、原発関連交付金や災害関連の特別交付税などが算入されていない、という弁解もそれなりに考慮したい。けれども、正に厳しい。先に書いたように、平成18年度決算の段階で、新潟県ワースト1の自治体であり、起債制限比率、経常収支比率の指標もある。

 たまたま昨日、広報かしわざき「平成18年度決算特集」が配布された。財政力指数のところには「* 県内20市で最も高い数値です」などと誇るかのごとき注が付いている。むなしい。

 先般、市長の言葉が伝えられた。「災害で倒れた自治体はない」

 事実だとするならば、他力本願、人ごと、である。他力を頼むとしても、何としてでも、という情熱が全然伝わってこない。

 私も含め反省するべき関係者、事柄は多い。けれどもさる席で市職員が言った、「過去の負の遺産」という言葉では済まされない。

 東京電力の役員は報酬の20%カット、管理職は賞与の10%カットを決めている。少なくとも柏崎市よりも真摯である。

 

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2007年12月22日 (土)

柏崎と消しゴム

 今日から我が塾「SEA」は冬期講習である。準備を整え、生徒が来るのを待っている。子どもたちも真剣である。特に中3、高3の生徒は受験も目前で、頑張っている。志望校はそれぞれなのだが、毎日私の悪口に耐え、頑張っている。自分で言うのもおかしいのかもしれぬが、我が塾はホントにいい雰囲気で、真剣に、実質的に、学力を伸ばすべく鉛筆を動かしている。基本的に消しゴムは使わせていない。間違えは残しておけ!証拠隠滅をするな!きれいなノート、問題集は不合格への道だ!と脅している。

 どうしても子どもたちは、間違いを消したがる。間違えることは恥ずかしいことではない、3回も4回も間違えることが恥ずかしい。だから、自分がどこで間違えたかを残しておくんだ、計算式の途中で間違えたら、横線を引いて、やり直せ、と言っている。強者にはボールペンを使わせている。

 「先生、消しカスの掃除が面倒なんでしょう!」と見抜いた生徒がいたが、「バカ者!我が教育的愛情が分からぬのか!修行が足りん!」と答えておいた。我が指導の成果が出て、なかなか洞察力に長けた生徒である。

 さて、柏崎市議会は、原子力安全・保安院の分離独立を意見書に盛ったようである。歓迎する。遅いのだが、出さないよりはよい。けれども、出しただけではダメで、実現させなければならない。

 復興公営住宅の土地選定は継続審査となった模様。流れから見れば、そうだと思うのだが、いずれにせよ、被災者が最終的にこれ以上のマイナスを被ることの無きよう対処を願いたい。ともかく、議案提出の経過が幼稚である。

 私が限りなき愛着をもって、何度も書いていた旧公会堂。地震で無くなった。いや、正確な書き方をするならば無くしてしまった。そして、付近の方々に迷惑をかけた。

 行政の不作為や見識の無さが一番愛着を持つ者たちに対し、また一番困っている者たちに対し、不利益を及ぼすことがあってはならない。間違っている。

 柏崎市は過去3年間何度も消しゴムを使ってきた。そして、今回、地震という大きな消しゴムで消されたものもたくさんある。消しゴムを使い続けては柏崎が無くなる。恥ずかしいかもしれぬが、間違いを見極め、もう一度やり直すことが大切である。

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2007年12月24日 (月)

与謝野馨氏の存在

 各紙薬害肝炎の訴訟についての一律救済、議員立法に関する記事が1面トップである。

 新潟日報の記事によれば、(共同通信の配信かな)、与謝野馨氏が首相に対し、「議員立法をするくらいの気迫が無くては」と迫った、とされている。朝日も与謝野氏の進言を書いている。

 讀賣ではおなじ「しんげん」でも、1面に「中越沖地震 柏崎原発で震度7 」と記事が掲載されている。

 日経1面トップは政府の原油高対策、高速料金、深夜4割引き。

 どうにも、総選挙を意識した「ばらまき」にちかい政策が次々と考えられている。

 柏崎の地震復興対策も「特例」である。

 私が求めていたのは「立法措置」である。司法を行政が乗り越えるには「議員立法」が必要だと思う。超法規的、という言葉が以前使われたが、政治が求められる範囲は多いが、むやみに、無原則に、ではいけない。だからこそ私は原子力立地地域の復興予算に立法をと求めていたのだ。原子力立地地域に大事があった場合、国が一元的にその復興を担う、その根拠たる法。柏崎の場合だけでなく、他地域の安心や信頼をも求めるためのもの。

 与謝野氏のような存在は日本にとっても、柏崎にとっても、原子力にとっても欠かすことの出来ない大切な存在である。

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2007年12月25日 (火)

クリスマスの父

 昨日はクリスマスイブ、そして今日はクリスマス。仏教徒の方も、神道一筋の方も、敬虔なイスラム教徒の方も、ネパールのヒンズー教徒も、みなさん、一応、メリークリスマス。英語にしないほうがいいですね、この場合。

 イブはもちろん、evening 夕方から来ているのだと思うが、現代では、若いカップルが愛をささやきながら一夜を過ごす、男性が貴金属を貢ぐ、などという不埒な悪行三昧(桃太郎侍)を行う日と考えるならば、アダムとイブのイブから由来したのではとも勘違いをさせるがごときである。今後暇になったら(今よりも更に)、10月4日前後を誕生日に持つ人の割合の経年変化を調べてみたい。まあ、いずれにせよ少子化の時代、我が塾は歓迎する。

 クリスマスといえばプレゼントである。中2,小6の長男、次男は論外だが、小3の子どもはサンタクロースを未だ信じている可能性があるので、なかなか苦労する。希望はグローブ。まあ、確かにお兄ちゃんのお下がりばかりだから、と希望調査は3週間前から始められた。希望の品を柏崎で調べたところ、無い。インターネットで調べ、ようやく手に入れた。

 「お父さんが、サンタクロースに携帯電話で話しておいた」

 携帯電話がミソである。実に現代的なアリバイ工作である。だが、グローブを手にした三男の表情は釈然としない様子であった。バレバレか。呆れ顔か。

 次男は、音楽プレーヤーを希望。当方の予算オーバー。お年玉と一緒ということで年末折衝、交渉妥結。音楽などに全く縁のない男だとは思うのだが、まあ仕方ない。聞けば、ピンクレディのサウスポー、UFOを入れる、との女房情報。ピンクレディ!言葉に詰まる。最新鋭sonyに、今時、ピンクレディ!USO!

 まあ、お父さんも桃太郎侍じゃあ、しょうがないか。

 冬期講習も佳境に入り、当方もきりきり舞いである。

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2007年12月26日 (水)

色のないまち

 機会があって信濃毎日新聞を読む。新潟日報もしっかりした新聞だと思うが、前から信濃毎日も頑張っているなあ、という感想を持っていた。

 23日付は長野県各企業の景況判断を書いている。「3期連続悪化」とある。新潟日報も15日には日銀新潟支店の県内企業短期経済観測調査(短観)結果を元に、「県内景況感悪化続く 住宅着工数の減少影響」と見出しを打っている。信濃毎日は独自に長野県内803社のアンケートをまとめ、分析している。

 長野でも公共事業の削減や建築基準法改正の影響を受け、「建設」部門は「低迷」、「下降」で93.3%を占めているという。また、小売り、運輸・運搬もそれぞれ、96.5%、88.9%を占めているという。「県内企業『冷え込み』」という見出しが大きい。

 原油高や原材料高が影響している点は両県とも共通している。

 信濃毎日地域面を見ていて感じたことは、使われている写真がすべてカラーで、非常に見やすく、そして楽しい感じを受ける。記事内容、写真内容がそうでないものであっても全体としてみるとき、非常に朗らかな印象である。新潟日報にも頑張って頂きたい。

 さて、両県、両紙を簡単に見比べてみたのだが、柏崎に今一番足りないのは「色」ではないだろうか。よく分からない、という印象が一言である。

 ちょっとした工夫、ちょっとした頑張りが「色」に結びつくのではないだろうか。

 

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2007年12月27日 (木)

色無し、音無し柏崎

 訂正する。新潟日報地域版も写真はカラーだった。新潟日報もやはり、ますますいい新聞である。けれども、毎日見ているのになぜだったのだろう。信濃毎日の地域版のほうが「鮮やか」に感じたのだ。改めて比べてみた。気付いたこと一つ。信濃毎日は「南信版」とか「北信版」というページ見出しがカラーで、大きく、鮮やかなのだ。写真で言えば左上の緑色。なるほど、何事も見出しに色がないとダメなんだなあ、とまた実感した。

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 さて、讀賣は社会面で「柏崎刈羽 再開の道」と称して連載が始まっている。今朝は、「断層解明 許されぬ『甘さ』」と見出しが打たれている。断層調査の今昔を書きながら、「これまでにない精密な地質調査で、耐震安全性の科学的根拠を明らかにすることが、稼働再開の絶対条件だ」と書き、産業技術総合研究所活断層研究センターの杉山雄一センター長の言葉、「様々な目で幅広い検討を加えるために、電力会社は積極的に観測データを公開してほしい。そうしなければ、再び断層の評価を誤る可能性がある」、で結んでいる。正しい。ちなみにセンターは経済産業省系の独立行政法人である。

 対して、柏崎の原発反対派は東電や国に対してばかり大きな声を上げているようだが、正確に言うならば、中声を上げているようだが、さる12月議会では、市長に対し、「どのような態度で臨むのか」という厳しい原発論議は無かった。小声にも至っていない。以前とは全く趣を異にする。本当の意味での「体制派」に成り下がってしまった。むろん、推進派と称する人々からも目立った議論はなかった。音がない。本当に残念である。

 先ほど書いた、讀賣記事に関して、キーボードで、「かしわざきかりわさいかい」と打ったならば、柏崎刈羽最下位」と出てきた。私のパソコンは優秀なのか、ダメなのか。ちなみに讀賣の見出しは「柏崎刈羽原発再開への道」が正しいのではないか。それとも深慮があって、「柏崎刈羽」にとどめたのか、「へ」を抜いたのか。においもないということか。うーん、難しい。

 

 

 

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2007年12月28日 (金)

中越沖地震復興ビジョンに「進取」を

 このところ結果として新潟日報をほめているが、今朝の1面はバランスが取れている。原発地盤断層問題について識者3人による分析を独自に依頼し、東電が行った調査、評価との違いを書いている。また、そのすぐ下に、原発廃炉の場合、1100億規模の経済的損失、と新潟県が昨日答申を受けた「新潟県中越沖地震復興ビジョン」のことを書いている。

 復興ビジョンを読んでみた。大きなポイントはやはり原子力発電所に関するものである。原発再稼働の場合と原発廃炉の場合を「ケース1」「ケース2」と分けて書いている。知事が言う「廃炉の可能性」を場合分けをしながらもその影響をまとめたのは良かったと思う。ビジョン内容は少し概括的に過ぎたし、柏崎はこんなまちなんだ、と外から見たイメージをなぞった部分も目に付く。ただ、以下の点において面白い。評価できる。私が前に書いたり、お話ししてきたことと符合する。

  •  中心市街地に医療施設を集積したメディカルタウンの推進
  •  公営住宅と商業・業務施設との合築
  •  JR越後線の高規格化による新潟~柏崎~上越間の高速アクセス確保

 等々は、以前、柏崎市議会駅周辺整備特別委員会でお示ししたレジュメと重なる部分も多い。

 医療の充実、市役所、商業施設、シルバーハウジング、新潟へのシフト

 新潟県が知事を先頭に、いち早くビジョンを組み立てて頂いたそのスピードと見識に感謝したい。

 地元に住むものとして、柏崎を知るものが、より具体的な、そして進取を感じさせるものが求められる。従来的な視点で、従来的な取り組みでは復興にならない。しかし、それにしても柏崎市は遅い。

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2007年12月31日 (月)

武士の一分に思う

 昨夜、「武士の一分」を見た。見ながらいろいろあった1年を思い返していた。

 正月、「行不由徑(行くに徑に由らず)」と書き初めをし、住民監査請求を行い、春、祖母が大往生をし、夏、変わろうとしない柏崎にブログを止め、地震が起こり、秋、ブログを再開し、柏崎に戻って17年、共に生きた愛犬ハッピーも亡くなった。

 ふきのとうを採り、ウドを採り、わさびを採り、鮎を追いかけ、サザエ、岩ガキを採り、ナメコを採った。

 塾の経営、子どもの野球、PTA、消防団、もちろん地震。そして、随分考えている。「一分」(いちぶん)

 ともあれ、お世話になりました。ありがとうございました。

 今、柏崎に必要なのは、復興に必要なのは「少し変わる勇気」 そう信じている。

  

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